キズナーズリンク――キズナアイちゃん達の応援ブログ

キズナアイちゃん達を応援する1ファンのブログです。アイちゃんだけでなく、loveちゃん・あいぴー・のんちゃん(春日望さん)のことも応援しているので取り上げていこうと思います。

loveちゃんとあいぴーの「ういなつ」をこれからどのように聴いていくか

おはらぴ!らぶぴえんのmotoです。

9月13日に、loveちゃんの歌う、あいぴーとloveちゃんのオリジナルソング「ういなつ」がとうとう発表されました。

8月17日に「ういなつ」の完成をもってあいぴーが活動停止になることが発表されてから約1ヶ月の間、私は「ういなつ」の完成が楽しみでもあるとともに、怖いとも思っていました。

この曲はloveちゃんとあいぴー、そしてCreatorsらぶぴえんが本格始動して初めて手がけた大事な曲であると同時に、その完成があいぴーの活動停止を告げる鐘にもなっていたからです。

実際に公開された曲は、loveちゃんのアイドルへの夢に向けたスタートにふさわしく、歌い方もMVもかわいくて甘酸っぱい曲になっていました。

多分これからloveちゃんねるになって初めて視聴する人は、「爽やかでとてもハッピーになれる曲だ」と言ってくれるんじゃないでしょうか。それは素直で素敵な感想だと思います。

一方で、この曲が作られていく過程や、発表に動揺しながら待ち続けてきた時間を共有してきたファン(らぶぴえん)にとっては、これまでの過程を抜きにして聴こうとすることは難しいのではないのかな、と私は思っています*1

MVの最後にあいぴーのメッセージが入っている「ういなつ」自体、そのように聴くようにはできていないのかなとも思います。

多分、この曲を聴いている中で入り混じってくる様々な感情や思い出を「雑念だ」と言って無理に否定したり抑制しようとすると、どこかでしこりや違和感として残ってしまうような気がします。フロイトも確かそんなようなことを言ってました*2

なので、その入り混じってくる感情をむしろ全部認めていった方が気持ちを整理できて良いのじゃないかなと思います。

ということで、loveちゃんとあいぴーの活動を応援してきたらぶぴえんにとって「ういなつ」がどのようなものだったかを挙げていって、その上で改めてどのように「ういなつ」を聴いていくかを考えてみます。

らぶぴえんにとっての「ういなつ」

らぶぴーちゃんねるの本格始動で最初に取り組んだ曲

新衣装となりYoutubeチャンネル名からも「(仮)」が取れて本格始動した際に発表されたのがCreatorsらぶぴえんです。

loveちゃん、あいぴーとらぶぴえんのみんながクリエイターとなって活動するこのプロジェクト、その中で最初に取り組んだ曲が「ういなつ」でした。

なので、「ういなつ」にはloveちゃんとあいぴーにとってのスタートを飾る曲という面があります。

らぶぴーちゃんねる本格始動とCreatorsらぶぴえんプロジェクト

 

みんなで一緒に作り上げていった曲

Creatorsらぶぴえんの話で前とリンクしますが、「ういなつ」は制作過程からあいぴー、loveちゃんだけでなく、ファン=らぶぴえんのみんなが一緒になって作り上げていった曲です。

マシュマロやTwitter、チャット、演奏してみたなど、様々な方法でらぶぴえんが参加し、実際に曲に反映されていきました。

「ういなつ」はそれ自体がみんなの作品で、loveちゃん、あいぴーとらぶぴえんとの繋がりを感じられる曲でもあります。

 

あいぴーの活動停止を告げる鐘

8月17日に発表された、「あいぴーが「ういなつ」の発表を持ちまして、活動を停止することとなりました」というお知らせ。それ以来、「ういなつ」の発表はあいぴーの活動停止を告げる鐘としての意味ももつようになりました。

それから9月13日の発表までの間、私は「ういなつ」の発表を怖いとも感じていたということは冒頭でもお伝えした通りですが、これは他のらぶぴえんの人にとっても共通することだったのではないかな、と思います。

 

活動停止にならざるを得なかったあいぴーが、どうしても最後に完成させたかった曲

しかし、実際には「ういなつ」は活動停止の原因ではありません。何らかの活動停止にならざるをえない事情を抱えたあいぴーが、どうしても最後に完成させたかった曲が「ういなつ」だったというだけです。

もし未完成の「ういなつ」がなかったら、8月17日の時点であいぴーがそのまま活動停止になってもおかしくなかったかもしれません。

あいぴーにとってそれだけ大切な「ういなつ」があったからこそ、活動停止までの猶予が与えられたのだとも考えられます。

その猶予期間のおかげで、実際にらぶぴえんの人達からあいぴーへのたくさんの想いを「Stargazer」や寄せ書きといった形にして届けることもできました。

 

loveちゃん・あいぴーのオリジナルソングとして初めてYoutube動画でアップされた曲

「ういなつ」はオリジナルソングとしては初めてYoutube動画でアップされた曲です。それまでは「チューリングラブ」がらぶぴーちゃんねるを代表する曲でしたが、あくまで歌ってみた動画でした。

また、あいぴーが他に作ったオリジナルソングはTwitterライブ配信では見ることができますが、動画としてアップしているわけではありません。

あいぴーは以前「ブラッシュアップして完成したものをYoutube動画として上げる」といったことを言っていたので、それだけ完成されたオリジナル作品としての「ういなつ」は貴重といえます。

 

ミニライブを除いてloveちゃんが初めて歌ったソロソング

あいぴーは自分でいろいろと曲を作ってきたということもあり、TwitterやLive配信で何度かソロソングを披露しています。一方でloveちゃんは、ミニライブを除くとソロでは歌っていません。

ミニライブの回も個人的には好きなのですが、動画としてブラッシュアップしたものとして出された「ういなつ」は、loveちゃんの全力、100%が込められた曲だと思います。

 

これからアイドルになる夢を叶えるloveちゃんにとっての大事な一歩となる代表曲

loveちゃんの夢はアイドルになることですが、それには当然持ち歌となるオリジナルソングが必要になります。「ういなつ」はloveちゃんにとって最初のオリジナルソングになり、間違いなく今後においても代表曲の1つになるでしょう。

loveちゃんが夢を叶えるための大事な一歩がこの「ういなつ」だといえます。

 

「ういなつ」をどのように聴いていくか

これまで見てきた、らぶぴえんにとっての「ういなつ」をまとめると下記になります。

  • らぶぴーちゃんねるの本格始動で最初に取り組んだ曲
  • みんなで一緒に作り上げていった曲
  • あいぴーの活動停止を告げる鐘
  • 活動停止にならざるを得なかったあいぴーが、どうしても最後に完成させたかった曲
  • loveちゃん・あいぴーのオリジナルソングとして初めてYoutube動画でアップされた曲
  • ミニライブを除いてloveちゃんが初めて歌ったソロソング
  • これからアイドルになる夢を叶えるloveちゃんにとっての大事な一歩となる代表曲

これらを否定するのではなく、あえて全てに意識的になった状態で、曲を改めて聴いてみます。

どのように聞こえましたか?

私は改めて、この「ういなつ」にはloveちゃんのアイドル性とあいぴーのプロデュース力が詰まっているなと感じました。本格始動してからのこれまでのらぶぴーちゃんねるでの2人の活動がこの曲に結晶となって表れていると思います。

 

らぶぴえんの方が気づいていてハッとしたのですが、「ういなつ」の最後のあいぴーからのメッセージのシーンに添えられている花、これはパンジーで、花言葉は「陽気さ」「私を思って」「思い出」となります。

私はloveちゃんにとって大事な一歩である「ういなつ」をたくさん聴きながら、陽気で天真爛漫なあいぴーに思いを馳せて、loveちゃん、あいぴー、らぶぴえんの人達と共に過ごした初めてのこの夏の日々を忘れないようにしていきたいなと思っています。

 

【関連情報】

loveちゃん・あいぴーの歌動画のまとめ記事も更新していますのでよければ合わせてご覧ください。

 

*1:曲の内容に集中しようという発想もわかるので、実際に一旦忘れて聴いてみようとしたことはありますが、少なくとも私にとってはうまくいかないようでした。

*2:フロイトは19世紀-20世紀の医師・精神分析家で、ヒステリーの原因は幼少期に抑圧された無意識の感情にあるとして、精神分析療法を打ち立てた人です。